口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)

口腔機能の低下・・・何が低下するんですか?
ベロやノド、口の周りの筋肉の機能が低下するんです。

柿山

足腰はわかりますが、口周りもなんですか?
飲み込みが悪くなるから、「最近、食事中にむせることが増えた」「滑舌が悪くなった気がする」 という自覚症状があらわれます。
誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
無呼吸症候群の改善にも関係ありますよ。
それと、長年合わない入れ歯を使っていた方は、ほぼほぼ機能低下が起きています。
機能低下をリハビリで回復させる「リハビリ入れ歯」のある「KGKデンチャー」も当院の得意とするところです。
→入れ歯科

柿山

入れ歯でリハビリするんですか?
はい、入れ歯の無料相談会も実施していて、そこで説明も聞けるので、入れ歯でお悩みの方はぜひ相談してくださいね。

柿山
口腔機能低下症とは?
加齢や疾患により、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能が複合的に低下している状態のことです。
そのままにすると、食事がうまくたべられないなどの「オーラルフレイル」(お口の虚弱)から、全身の虚弱(フレイル)につながるリスクがあります。
しかし、早期に発見しトレーニングを行えば、改善が可能な状態でもあります。

50歳を過ぎたらチェック!どんな検査内容?
当院では、保険適用で「口腔機能低下症」の詳しい検査を受けられます。
①口腔衛生状態(舌の汚れ)
舌の表面につく「舌苔」の量をチェック。口臭の原因にもなります。
②口腔乾燥(ドライマウス)
専用の器具で舌の水分量を測定します。
口呼吸や唾液の質も関係します。
③咬合力(噛む力)
グッと噛みしめて測定します。
しっかり噛めることは全身の健康の基本です。
④舌圧(舌の力)
舌で器具を押し上げる力を測定。
飲み込みや発音に重要ですが、意外と衰えている方が多い項目です。
⑤舌口唇運動機能(お口の動き)
「パ・タ・カ」と発音し、唇や舌の動きの滑らかさをアプリで測定します。
⑥嚥下機能(飲み込み)
問診票やテストで、飲み込みの能力を確認します。
結果が出たら
検査の結果、もし機能低下が見つかってもご安心ください。
「あいうべ体操」「パタカラ体操」や専用器具を使ったトレーニングで、お口の筋力は鍛えられます。
「自分はまだ大丈夫」と思っている方こそ、一度検査を受けてみませんか?
いつまでも美味しく食事をし、楽しく会話をするために。
あなたのお口の健康寿命を延ばすお手伝いをいたします。
Q&A
Q. いくつくらいから気にすればいいんですか?
A. 40~50歳くらいから検査をお勧めします。
Q. 自費ですか?保険ですか?
A. はい、保険適用です。 国を挙げて取り組んでいる新しい予防分野です。専門的な検査や継続的なリハビリ指導を健康保険の範囲内で受けていただけます。










