歯がしみる


歯がしみるのは、歯磨き粉さえそれ用にしてしていればいいんでしょうか?
しみる原因は、知覚過敏、虫歯が主です。
でも、歯周病や歯磨きのしすぎ、歯ぎしりで歯ぐきが下がってしみることもあります。
歯の表面は、エナメル質という意体の中で一番固い組織なんですが、その内側に象牙質と呼ばれる神経につながる部分があります。
ここに刺激が達するとしみるんですね。

柿山

うーん、自分では原因の特定は難しいですね。
と思います。
虫歯の始まりだったり、食いしばりなど無呼吸が隠れていることもあります。
早めに手を打てばよかった・・・ということのないように。

柿山
有病者歯科

ゆうびょうしゃしか・・・耳慣れない言葉ですが。
持病のある方のための歯科、という意味です。
既往歴のある方で歯科にかかるのを思いとどまっている方は、案外多いんです。

柿山

持病とは何を指すんですか?
高血圧、糖尿病、心疾患、脳梗塞などです。
持病があるから歯科治療できないということはないです。

柿山

確かに血液サラサラの薬を飲んでいたら、抜歯できるのか心配になります。
必要に応じて医科のかかりつけの先生と手紙をやり取りして進めますので、安心してください。

柿山
口臭

介護している母の口臭が気になります。口臭って、どこに相談すればいいのかわからないです。
お口が乾燥しているのかもしれませんね。
口臭は治療が不要な「生理的口臭」と「病的口臭」に分かれます。
病的口臭の9割は、歯科関係です。
なので、歯科でいいんです。

柿山

大体何が原因のことが多いんですか?
歯周病が主な原因です。
でも病気が隠れていることもあるので、一覧にしてみました。見てみてください。

柿山
口臭の種類
①生理的口臭
起床時口臭:
寝ている間は唾液が減って細菌が増殖するため、朝起きた直後は一日の中で最も口臭が強くなります。
空腹時口臭:
お腹が空くと体が脂肪を分解し、その副産物であるガスの臭いが肺から排出されて口臭となります。
加齢性口臭:
加齢による唾液の減少だけでなく、噛む力の低下や薬の副作用など、複合的な要因で発生します。
疲労時・緊張時口臭:
ストレスや緊張で交感神経が優位になると、唾液が減ってネバつき、口内が不潔になり臭います。
口呼吸による口臭:
口呼吸で口内が乾燥すると唾液の消毒作用が効かなくなり、細菌が増えて臭いが強くなります。
ホルモンの変調による生理的口臭:
女性ホルモンのバランスが変化する生理や妊娠、更年期などの時期に、一時的に口臭が強まります。
飲食物や嗜好品による口臭:
ニンニクやお酒、タバコなどによる一時的な臭いですが、タバコは歯周病を悪化させる原因にもなります。
②病的(器質的・身体的)口臭
治療が必要な口臭で、その原因の90%以上は歯周病や虫歯などのお口のトラブル(歯科疾患)によるものです。
歯周病:
病的口臭の最大の原因であり、歯周病菌が膿や食べかすを分解して強烈なガス(硫化水素など)を発生させます。
舌苔(ぜったい):
舌の表面に付着した白い苔状(こけじょう)の汚れで、細菌や食べかすの塊が腐敗して強い臭いを発します。
歯垢(プラーク)・歯石:
歯に付着した細菌の塊やそれが固まった歯石が、炎症を引き起こして口臭をさらに悪化させます。
ひどい虫歯:
進行して神経まで腐ってしまった虫歯は、独特の強烈な腐敗臭を放つ原因となります。
唾液(だ液)の減少:
唾液が減ると口の中を洗い流す「自浄作用」が弱まり、細菌が爆発的に増えて口臭が発生します。
その他:
汚れた入れ歯や、口腔がんなどの病気による組織の壊死によっても、強い口臭が発生します。
耳鼻科の疾患
副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎など、鼻や喉の病気が原因で、膿の臭いが口から出ることがあります。
全身疾患
呼吸器系疾患:
肺がんや気管支の病気などが原因で、肉が腐ったような臭いや薬品のような臭いがすることがあります。
耳鼻咽喉系:
扁桃炎や喉の膿などが原因で、タンパク質が壊死したような独特の臭いが発生します。
肝疾患:
肝硬変などが原因の場合、分解しきれない毒素によりアンモニアのような臭いがします。
腎機能の低下:
腎不全などが原因の場合、排出されるべき成分が体に回り、おしっこの臭い(アンモニア臭)が口からします。
カンジダ感染:
口やノドにカビの一種(カンジダ)が増殖すると、すえたような臭いや焦げたような臭いがします。
糖尿病:
糖の代謝異常により、甘酸っぱいリンゴが腐ったような独特の「アセトン臭」がします。
トリメチルアミン尿症:
「魚臭症」とも呼ばれる病気で、体質的に魚が腐ったような生臭い体臭・口臭が発生します。
心理的口臭
実際には口臭がないにも関わらず、自分は臭いと思い込んで深く悩んでしまう心の症状です。
歯を白くしたい(ホワイトニング)


結婚式前の知り合いの歯が、すごく白くなってて、何をしたのと聞いたら、ホワイトニングをしたと言ってました。
当院でも、ホワイトニングを希望される方は多いですね。
薬剤を使用して歯を漂白するので、虫歯や歯周病があるとすぐには施術できないんです。
なので、希望がある場合は、なるべく早めに問い合わせお願いしたいです。
歯の白さや治療期間、通院可能なスケジュールに応じて提案できるプランが限られることがあるので。
当院のホワイトニングは、主に3パターンの治療プランがあります。

柿山
1. 歯医者でホワイトニング「オフィスホワイトニング」

「安心してホワイトニングを受けたい」
「すぐに効果を実感したい」
という患者さまには院内でのホワイトニングをおすすめしています。
歯科衛生士が薬剤を塗布したあと、漂白効果を高めるライトを数分照射し、その日のうちに効果を実感いただけます。
院内で行うためなんらかのトラブルがあっても速やかに対応できることも特徴です。
メリット
- 1回の施術で変化を感じやすい
- 院内で行うため施術中のトラブルもすぐに対応できる
デメリット
- 色戻りしやすい場合がある
2. ご家庭でホワイトニング「ホームホワイトニング」
「忙しくてなかなか通院できない」
「自分のうちでマイペースにホワイトニングしたい:
そのような患者さんには、ホームホワイトニングをご提案しています。
低濃度の漂白剤をホワイトニングキットに付属するマウストレー(マウスピース)に薬剤を注入し、歯に装着することで、ゆっくりと薬剤を浸透させ漂白を行います。
メリット
- 患者さまご自身のペースで歯を白くできる
- 自宅で行えるため時間的な制約がない
デメリット
- 効果が出るまでに2週間程度かかる
- 1日2時間程度マウストレーを装着する必要がある
3. ご家庭でも歯医者でもホワイトニング「デュアルホワイトニング」
「芸能人のような白い歯になりたい」「イベントや旅行に間に合わせたい」
という患者さまには、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングを同時に進める「デュアルホワイトニング」をご提案しています。
両方のメリットを実感していただくことができます。
メリット
- 短期間で変化を感じやすい
- ホーム・オフィスを単独で行うよりも高い効果が期待できる
デメリット
- 単独で行うよりも知覚過敏が起こりやすい
※ホワイトニングは保険適用外の自費診療となります。
※妊娠中、授乳中の方はご利用いただけません。
※知覚過敏のような症状が現れる場合があります。










